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宇野亜喜良の薔薇

先日読んでいた編集長「秘話」 / 伊藤 文学の中で、
宇野亜喜良氏の薔薇族に寄せられた文章があって、
私はそれをとても気に入ってしまった。
文章を買いても、こんなにすごいなんて、ズルいと思う・・・(笑)

「{薔薇族}が創刊三百号を迎えるという。
世に”三号雑誌”という言葉があるように、3冊を発行するくらいで
ぽしゃってしまうものが多いのである。
似たタイトルでいえば、
澁澤龍彦さんが主宰であった{血と薔薇}は、四号で廃刊になっている。

いまさなながら、三百号というのはすごい数だと思う。
ホモ・セクシュアルなテイストの草分け的存在であり、
今なお充足を続けるこの雑誌に心から祝福をささげたいと思う。

ところで{薔薇族}というネーミングは秀逸だと思う。

薔薇という植物が、ホモ・セクシュアルのメタファーなのか、どうかぼくには分からないけれど、ジュネの{花のノートルダム}(この”花”は、どうもバラのようだと思う)や、ロジェ・バディムのレズビアニズムの漂う映画{血とバラ}、三島由紀夫を撮った細江英公の写真集{薔薇刑}というように、
野生と高貴が内在し、しかも、すこしばかり病んだ感じ、
内側から、これでもか、これでもかという気構えで押し開いてくる花弁のオブセッション。

精神の内側に張りつめる壁紙のようなビロード質。
読書の間に飲む覚醒と耽溺の味、ローズティー。
花束が大きければ大きいほど声高に愛を叫ぶ花。

十四歳の少年すら魅了する耽美と犯罪の匂いのする、たった二文字で三十四画ある薔薇。
そして、今やホモ・セクシュアティの代名詞のように使われる{薔薇族}なのだから、すごいと思う。   (薔薇族 1998年1月号)

薔薇族への敬意の表し方も見事だけれど、
なんといっても宇野さんの薔薇のイメージがとても好き。

>>野生と高貴が内在し、しかも、すこしばかり病んだ感じ

とか

>>精神の内側に貼りつめる壁紙

とかとか!!
んも~~んっ。たまんないっ(笑)
ますます、宇野さんの世界にめろめろです。


薔薇つながりで1冊、ご紹介☆
タイトルも素敵な「薔薇の記憶」は、貴重な宇野亜喜良氏のエッセイ集。
宇野さんのお気に入りの音楽のことなども紹介されているのです。

↓↓↓
薔薇の記憶―宇野亜喜良全エッセイ1968‐2000 薔薇の記憶―宇野亜喜良全エッセイ1968‐2000
宇野 亜喜良 (2000/04)
東京書籍
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これぞ、私の求めていた本。

恋愛 L'amour 恋愛 L'amour
アンドレ ブルトン/ポール エリュアール (2006/10/30)
エクリ
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アンドレブルトンで、ポール・エリュアールで、宇野亜喜良で・・・!

ちょっと難解だけど、感覚的に威圧感はなくて、
嫌味なくこの世界からさらってくれる、
さすが本家のシュルレアリスムが、
宇野亜喜良氏によって、こんな素敵な本になりました!

クリスマスには、これをこっそり用意してくれるひと、募集中(笑)


unorennai.jpg

未収録と思われる名作

sitomerchen.jpg



アルクト・ギイに腰掛けて
       詩 麻林モンロ

うちの階段の二段目は
歩くと ギイと音がする
だから 名前は アルクト・ギイ

アルクト・ギイに腰かけて
手紙を読むのが お気に入り
心 ソワソワ 躍ります

心に雨が降った日は
ひざを かかえて もの思い
アルクト・ギイも おつきあい

ひとりぼっちの夜更けには
つまさき立てて おりるけど
やっぱり ギイ と目をさます

アルクト・ギイに腰かけて
私は 今日も 夢を見る
いつか ふたりで 暮らせる日

     
      (「詩とメルヘン」1977年6月号より)

ネタが尽きたというわけではないのだけれど、
「詩とメルヘン」 1977年に収録されている、
宇野亜喜良氏のイラストと、麻林モンロ氏のポエム。

見開きたった1Pのイラストとポエムなのだけれど、
イラストとポエムがぴ~ったりで、とてもお気に入りの作品。

私が知らないだけ??かもしれないけれど、
おそらく、未収録だと思います。
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